新米について

宮崎では、温暖な気候を利用し「早期米」と「普通作米」の2回も米づくりができます!

よって、全国のなかでも早く新米がこの7月下旬の時期には食べられ、更に9月にも新米が食べられるという贅沢な土地です。

学生時代から10年ほど東京に住んでいた私は、実家からお米を欠かさず送ってもらっていました。その理由は、お店で購入したお米の味が私には合わなかった(美味しいと思わなかった)からです。

当たり前だと思っていたお米の味。生まれてからずっと食べ続けているから慣れ親しんだ味と思っていたのですが”これどこのお米?””このお米は甘くて美味しい”などと、自宅でご飯をふるまった友達からよく嬉しい言葉をもらっていました。

そして、家業を継いで祖父が米で数々の賞をもらっていたことを知り”美味しい”の理由は土壌(土地)に深いかかわりがあることを学びました。

我が家が所有する田んぼ(古城地区)は、土壌が粘土質であり、山々に囲まれ空気(酸素)が澄み、水も豊富と、米作りには欠かせない条件がそろっています。

粘土質であることが一番”美味しい”につながっていると言われているのですが、バランスよい栄養をもち、水分や栄養分を蓄える(保つ)ことができることから”しっかり根がはれる”とされています。また、排水のよいことも大切な要素であり、この点も水を断つとパックリと大きなひび割れがあらわれる田んぼと恵まれています。

これらの好条件がそろっている中で、皆さんに”美味しい”と言われるお米を仕上げるために、農家が水の管理などをして仕上げていくのです。気候と稲の成長具合にあわせ、水を入れたり、流したり、貯めたり、ぬいたりと毎日1日に何度も田んぼの見回りをします。

前年度米もありがたいことに完売でした、今年も手をぬかず米作りをしましたので、ぜひ食べていただきたいと思います★

ここで、豆知識!!!

我が家から出荷する新米は、100%全て新米を袋に詰めております。

が、古米に新米(3割程度)を混ぜても「新米」表示が可能であることから、そのようにして販売されているお店もあるのです。ご存知でしたか???

農家の鬼塚さん

百年以上続く専業農家。 先祖代々の知恵と知識を土台に色々な作物を育ててきました。  七十代を迎えた父母、量は育てられないが、時間と手間と愛情は十分にかけられる…だからこその米と野菜を味わって食してくださる方へ届けたい。そんな思いで立ち上げた“農家の鬼塚さん”南国宮崎の降り注ぐ太陽の恵みと農家の技をお召し上がりください。

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